お知らせ
チョコレートは本当に虫歯の原因になるの?
2022.2.17
目次
『医療法人社団 歯友会 赤羽歯科信濃町診療所』の受付髙橋です。
今月、2月14日はバレンタインデーですね!
バレンタインと言えばチョコレートですが、皆さんの中でチョコレートと歯の関係はどのような考えをお持ちですか?
多くの人が、チョコレートは虫歯の原因になると考えると思います。
今回はチョコレートと虫歯の関係性についてお話ししたいと思います。
チョコレートと虫歯の関係性
虫歯の原因として、歯に付着したプラークなどで繁殖したミュータンス菌が糖分を栄養にして酸を出します。この酸が歯の表面の硬いエナメル質を溶かす事で虫歯になります。
実際の所、チョコレートの原料に含まれる「カカオ・ポリフェノール」は抗酸化物質であり、虫歯を防ぐ作用があるそうです。ですが、一般的に売られているような甘いミルクチョコレートはカカオポリフェノールの含有率が低く、ホワイトチョコレートにはカカオポリフェノールが含まれていないとの事です。虫歯の原因は、チョコレートというよりもチョコレートに含まれる砂糖が大きな原因といわれています。また、砂糖だけでなくチョコレートには強い粘性が性質上にある為、歯の表面に残りやすい傾向にあり口腔内に残留します。それらは虫歯菌の餌となり虫歯を誘発する原因となります。
歯を大切にしながら美味しいチョコレートを食べるには
虫歯のリスクを上げずに美味しくチョコレートを食べる為には、
口の中に砂糖を残さないよう食べたらしっかり歯磨きをして、口の中に糖分が残っている時間を抑える事が大切です。丁寧な歯磨きを怠らないようにしましょう。
砂糖が少ないチョコレートで虫歯予防
砂糖が控えめでカカオの成分が濃いビターチョコレート、ブラックチョコ、ポリフェノールチョコなどは虫歯になりにくいと言われているので、チョコレートを食べるなら、カカオ含有率が高いものを選ぶようにしてみてはいかがでしょうか。
また、歯科専売品として虫歯になりにくいキシリトールチョコが注目を集めています。
甘味の元であるキシリトールは、自然界に存在する天然の甘味料で、砂糖では無いため虫歯菌を寄せ付けません。
最近では、インターネットでも手に入れる事が出来るのでチョコの味を楽しみながら虫歯のリスクを抑えるのもおすすめです。
甘いものを食べる事はストレス解消やメンタルバランスを整えるとも言われています。
食べられないという事でストレスをかかえるよりも、チョコレートをたべた後の歯磨きを怠らない事や、チョコレートの選び方の工夫で虫歯は予防できます。
また、定期的なクリーニングや検診も歯の健康に繋がりますのでお電話又はウェブでのご予約お待ちしております。
信濃町、四谷三丁目の歯医者「医療法人社団歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所」
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